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真面目な人ほど、発音習得にてこずる3つの理由。

2022-08-28  発音あれこれ

皆様、こんにちは。
阿久澤淳子です。

最初にお知らせです。

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さて、

先日は、継続中の受講生のレッスンが続きました。
1カ月ぶりの方、半年ぶりの方、3ヶ月ぶりの方、なんと1年半ぶりの方まで!

その中の一人は、課題の音読の成果が素晴らしかったので、
練習していない初見の文章もバンバン読んでもらったところ、
そちらも聞きやすい、わかりやすい発音になっていて、驚きました。

初見の文章で出来るということは、十分に定着しているということ。
最初の頃の癖のある、聞き取りにくい発音が思い出せないほど、
わかりやすい英語になっていました。
伺うと時間は少ないけど、練習する時は発音のルールをすごく意識してやっています
と話して下さいました。

もう一人は、

最近外国人の同僚に英語をほめられるようになった、という方。

「先生、同僚が
“実は、あなたの英語は去年は全くわからなかったから、適当に相槌をうってただけだった”
って言うんですよ。ゼロ理解だったって。ひどいですよね。」

この方もかなり癖がある発音でしたが、
今は、自信をもって会議にのぞんでいるとのことでした。

それから、

TEDが聞き取れるようになった方。
以前は、初聴では聴衆がどっと湧く理由も、
笑う理由もうなずく理由もわからず、
すぐ字幕で確認する繰り返しだったとか。

最近は集中していなくてもすーっと内容そのものが理解出来ていて、
英語で聞いているということも忘れる時がある。
「この感覚は何だろう!」
と自分で驚いたそうです。

受講生の皆さんが、

工夫して継続して練習され
確実に上達されている姿を見るのは、
本当に嬉しいことです。

さて、表題です。

真面目な人ほど、発音習得にてこずる3つの理由。

発音のトレーニングをしていて、たびたび思うことは
真面目な方ほど発音習得にてこずっているかもしれないということ。

その理由は

1. 手抜きが出来ない
例えば、単語の発音の時に真面目な性格の方は
習った音を全て正確に出そうとする傾向があります。
文章の発音の時もです。

英語において音を全て均等に出すのは
むしろ不自然な発音になります。
日本語とは違います。

単語の発音も文章の発音も、
ネイティブがやっているのは手抜き、省エネです。
いかに手を抜くか、いかに省エネをするか、
発音のルールはかなりの部分がそのトレーニングのような気もしています。

2. ローマ字が頭に浮かんでしまう
真面目な方ほど、小学校の時にローマ字を頑張っていたせいか、
英語の単語を見て、まず頭の中でローマ字読みしてしまう。
こういう方は実は少なくないです。

ローマ字は
あくまで日本語をアルファベットで表記しているものだから、日本語の音なのです。
ローマ字が頭に浮かんだ途端に、
脳はそのように作用しますから、音は限りなく日本語の音になります。

3. 正解が一つだと思いがちであること。
アメリカ発音もイギリス発音もオーストラリア発音も、
たとえ英語圏でなくても、世界には様々な「英語の発音」があります。
ナレーターによる音声教材も、教材ではない英語の音声も、
同じ単語でも同じ文章でも、非常に違った発音になることはしばしばあります。

でも、真面目な方は「どれが正解ですか?」と聞いてくることがあります。

当然ですが、どれも正解です。
絶対に正しい音、絶対に正しい出し方、というものを追求し過ぎると
これでいいのか?
と迷いが生じて、口に出せなくなる傾向があると感じています。

いかがでしょうか?

真面目な方は少し手抜きの方向にもっていくとよいかもしれません。

発音についてもっと知りたい!と思われたら、まずはこちらをお読みください。

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最後までお読みいただきありがとうございました。