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英語学習が挫折するのは○○の対象が間違っているからだ!

2023-05-03  英語発音 上達のコツ

皆様、こんにちは!阿久澤淳子です。

以前投稿した記事「英語学習が続かない理由は、結局これだった?」へのご感想をありがとうございました。
発音のノウハウではなく、私の発音スクール立ち上げのエピソードだったので、
あまり読まれなくてもいいかなと思っていたのですが、ご感想までいただいて、恐縮しております。

中には
「がんばるのに『自分のため』だけでは限界だと思っていました。」
というご感想や
「自分はこういう理由で〇〇に取り組んでいます」
という切々とした詳細なエピソードを書いて下さる方がいらして、逆に私の方が胸を打たれました。

さて、今日も、モチベーションに関するお話なのですが、

英語学習が挫折するのは○○の対象が間違っているからだ!

発音(もしくは、発音以外の英語全般でも)のトレーニングを始めて、
いざ自宅での練習の成果を披露してもらう前によく生徒から出る言葉で、
私が「またか。あなたもですか。」と思う言葉が

「全然出来なかった。」

です。

そういう時、落ち込んでいらっしゃることもしばしばですが、実際に成果披露していただくと、「全然出来ていない」わけではない。
そして、生徒は
「いやあ、CDの音声とは全然違いますよね~、まだ。」
と言います。

そこが大間違いなんです!
練習の成果と「比較の対象」が間違っているんです!

あなたが自分の発音(あるいは英語)と比較して落ち込んでいるお手本の音声は、
英語ネイティブの中でもとりわけ素晴らしい話し方をする
「プロのナレーター」なのです。
(あるいはTEDでプレゼンするような、話し方の上手いネイティブ。)

それと比較して「まだまだ全然出来ていない」のは当たり前なのです。

それは、テニスを始めたばかりなのに
「いや、俺、全然だめですよ、錦織選手と比べると。」
とか
「(大坂なおみ選手と比較して)私、あまりにも打てないわ~。」
と言ってるようなものです。
落ち込むのだったら、正しく比較してから落ち込みましょう!

正しく比較する対象は、「昨日の自分」です。

そして、比較するポイントを絞りましょう。
比較するポイントを絞った上で「昨日の自分(の発音、英語)」と比べて、
一個もよくなっていなかったら、その時は落ち込んでもいいと思います。
やり方が悪いか、練習量が少ないか、どちらかですから。

繰り返しますが、ポイントを絞る、というのはとても重要です。
「先生、今、私が出来ていないところを、指摘して下さい。」
とリクエストされて
「どこと、どこを見て欲しいですか?」
と返すと
「全部です。出来ていないところ、全部。」
と言われることがあります。

そこで、さらに
「何を意識して今回は練習してきましたか?」
と質問を重ねることにしています。

もちろん練習する時に、ネイティブの方を真似るのは有効な練習方法ですよ。

発音を上達させたい
英語を上達させたい

と思うのだったら、練習の成果の比較の対象を正しく
昨日の自分と比べてどこがどのように出来るようになったかを把握することです!

ポイントも絞らずに、
ネイティブ音声と自分の練習の成果を比較して落ち込むのは非常にもったいないです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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