どうやって、英語の会議で8割聞き取れるようになったのですか?
2017-04-19 リスニング上達のコツ, 発音あれこれ
先日、ド直球の質問をいただきました。
「自分は、会社の英語の電話会議で、4割くらい、ひどい時には2割くらいしか聞き取れません。どうやったら、8割聞き取れるようになったのですか?」
セミナーのご感想を読まれてのご質問だと思います。https://english-joy.com/seminarreview.html
こういうご質問、実は、体験レッスンでもいただきます。
そこで、今回はどうやっての部分を実際の生徒さんの例で、少し詳しく書いてみますね。
「あっという間に出来るようになった方」ではなく、「苦労された方」の例です。
◆外資系製薬会社勤務 40代男性
TOEIC 800点(ただし数年前に取得、今はもっと下がってるかもとのこと)
◆悩み
英語の電話会議で、4割程度、時には2割すら聞き取れず、意見を求められても答えられない。
◆発音チェック時
かなりのカタカナ発音で、リズム、抑揚もなし。
◆短期集中コースでメニューを作り、トレーニング開始
(1)まずは「英語耳」を使って「音」の矯正を行い、短い文章で、音の変化、リズムや抑揚をつける。
↓
(2)まとまった文章で、効果的な音読を繰り返す
↓
(3)同時に、ディクテーションで、聞き取れない原因、弱点をあぶり出し、重点的に練習する
↓
(4)自分独自の単語帳と、自分に必要な文章で、大量音読、倍速音読。
こんな感じで進めました。
実は、彼の場合は(1)でものすごく時間がかかりました。
練習していても、自分が正しく出来ているかわからない、お手本の音の違いがわからない、LとRもなかなか違う音には聞こえない、という状態が続きました。
短い文章で、音がつながったり、消えたり、長短のリズムがついたり、という練習に移っても、音声教材を完コピするところからはほど遠く、カタカナ英語から抜け出せませんでした。
しかし、ある時、会社の外国人の同僚から「最近、発音よくなったね〜」と言われます。この同僚からは、以前は何度も聞き返されて、発音の悪さを遠回しに指摘されたこともあったそうです。
この時はほとんど聞き返されず、1回で通じていて、かつ、彼の英語を自分が聞き返すこともなかったことに気がつきました。
「あれ?聞き取れてる?発音も通じてる?」
これがきっかけで、まとまった文章での練習にも俄然気合いが入り始めました。
ここまで、およそ2か月です。
その後1ヶ月は、自分独自の単語帳と、自分が必要なことに特化したもの(会社の会議資料も!)で、大量音読、倍速音読練習をしていただいて、会議にのぞんだところ、8割理解出来たそうです。
ネイティヴ同士の早口の冗談は、まだわからなかった〜、ともおっしゃってました。
ハードル上げ過ぎでしょう!
ご感想
「最初は、音が違うと言われても全くわからないし、理屈はわかっても、口も舌も動かないし。
でも、同僚の一言で、いつの間にか聞き取れるようになってて、嬉しかった。
それから、会議の資料で音読練習するとか、考えたこともなかったので、???でしたが、これが一番効果がありました。
CDの3倍の速さで読め、と言われて絶対無理だと思ったけど、これもやり方のコツ?を学んで、出来るようになったら、会議の英語が早く感じなくなりました。
びっくりでした。目から鱗の連続でした。」
彼の場合もやはり、カタカナ発音でしかもゆっくりしか読めないあいだは、リスニングも効果はなかったです。
でも、発音が明らかに変わった頃に、リスニング力も飛躍的に上がりました。
また、会議で聞き取ることが第一の目的だったので、それに特化したものを後半は練習教材に使いました。
いかがですか?
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