リスニングが楽になる!シャドウイングの前にやるべき6つのこと。
2015-11-23 セミナーのご案内, 英語発音 上達のコツ
「リスニング力アップにはシャドウイングをしましょう」と言われたことはありませんか?シャドウイングとは聞こえてくる英語を少し遅れて再現するトレーニングです。
私も、通訳訓練でさんざんやりました。
そして、苦手でした。5分続けるとくたくたになって、モチベーションを維持するのが大変でした。すぐ別のことに逃げてました!
今はTOEICなどの普通の英語勉強にも取り入れられていますが、ちょっと待って。
もし、シャドウイングがすんなり出来るくらいなら、TOEICのリスニングパートくらいはすでに満点でもおかしくないと思うのです。そのくらいシャドウイングは難易度の高いトレーニングです。
もし、あなたがTOEICリスニングスコアがほぼ満点に近く、さらに完璧を目指しているレベルなら、そしてシャドウイングを苦痛に感じなければそのトレーニングはあなたに適しています。そのままどんどん続けちゃってくださいね。
でも、もしそうでないのなら、シャドウイングの前にやるべきことがあります。もっとハードルの低いトレーニングから始めた方がずっと効果的です。
シャドウイングの前にやるべき6つのこと
それがこの6つ。
1.ディクテーション(自分の弱点をあぶりだす)
2.黙読(意味、文法チェック)
3.発音矯正
4.リピーティング(超ゆっくり→普通)
5.オーバーラッピング(ゆっくり→普通)
6.音読(ゆっくり→普通→倍速)
6まで終える頃には、暗唱(コピーイング)も出来るようになっているでしょう。
ディクテーションで自分の弱点をあぶりだす
これは面倒くさいので、とばしちゃう人が多いのですが、どこが聞き取れなかったのか、なぜ聞き取れなかったのか、その原因をつかむことはとても重要。
ディクテーション後、スクリプトと照合して、もし意味のわからない単語、知らない単語が5つ以上あるなら(TOEIC Part4 1問につき)、聴き取れないのは語彙不足です。
まずは語彙を増やす勉強に力を入れる方がよいでしょう。読んでも意味が頭に入ってこなかったら、文法力にも問題があるかもしれないのでその対策が必要です。
スクリプトを読んで「なんだこんな簡単なことを言ってたのかあ」と感じたのなら、発音、音読トレーニングをやれば必ず聴き取れるようになります!
発音を矯正する
語彙や文法力に問題がないのに聞き取れない場合、発音とスピードに問題があることがそのほとんどです。
自分の中に正しい英語の音がなければ、聞こえてくる音を認識することができません。
頭の中は「ソートって聞こえたけど、文脈からthought だよね。sort じゃないよね」とめまぐるしく変換作業をしている状態です。だから集中力は続かないし、スピードにも追いつけません。
ならば、正しい音を自分の中に作ればいいのです。
自分で発音出来る音=聴き取れる音だからです。
発音とは音や単語だけではありません。英語独特のリズム、抑揚も自分の中にそのパターンを埋め込むことが重要です。
スピードが早すぎて、ついていけない。
これは自分が早く読めるようになりさえすれば問題ではなくなります。
練習方法としては、超ゆっくり正確に発音することから始めて、次第にスピードをあげていきます。最終的には倍速くらいに読めるようになるまで練習をします。
その時大事なことはただ闇雲に読むのではなく、意味をこめて、気持ちをこめて読むことです。感情を動かすことは記憶に刻み込む重要な要素です。
文頭から意味をこめて、音声教材よりも早いスピードで読めるようにする、これがスピード対策です。
リスニング対策なのに、読むトレーニング?
リスニング対策だからこそ、口に出すトレーニングです。
リスニングがどうも苦手という人は、声に出す練習が圧倒的に足りていません。
自分が発することが出来てこそ、聴き取ることができるのです。声に出して、自分の中に英語のパターンを埋めこんでいく作業が必要不可欠です。
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