【災害と英語】外国にいる時に災害に出会うということ。 災害時に日本にいる外国人をサポートするということ。
皆様、こんにちは!発音トレーナーの阿久澤淳子です。
昨日、大阪で大きな地震が起きましたが
お住まいやお勤め先など、ご不安はないでしょうか?
今日は、
外国にいる時に災害に出会うということ。
災害時に日本にいる外国人をサポートするということ。
について書いてみます。
外国にいる時に災害に合うということ
災害とはちょっと違いますし、
直接被害があったわけではありませんが、
2001年9月11日の同時多発テロの時、
私は家族とともにアメリカの西海岸で暮らしていました。
東海岸とは3時間の時差があるため、
事件が起きた時に私はまだ寝ており、
第一報は、日本に住む姉からの電話でした。
テレビをつけると信じられない映像が映っており、
これからこの国はどうなってしまうのか、
外国人である自分たちはどうすればよいのか
不安で不安でたまりませんでした。
当時、子供の小学校の先生に言われたことは、
「ニュースの映像を子どもたちには見せないこと。」
そして
「暴動や、略奪行為が起こりえるかもしれないから、
情報に十分に気を配ること。」
ということでした。
なぜなら、
当時暮らしていたロサンゼルスは
その10年ほど前に、暴動が起こっていたから
今回のテロをきっかけに、
同じような事態になるかもしれない、
ということを大人たちは警戒していたからです。
情報!
外国で災害に遭ったとき、
身を守る一番の武器は情報でした。
当時の私には暴動、略奪といった語彙がなかったので
テレビのニュースは、すべてcc(closed caption)にして、
知っておくべき単語、フレーズを出来るだけ
覚えるようにしました。
また、スマホのない時代、
地域の最速のニュースはラジオだったので、
不穏な気配はないか、
今日は遠くまで買い物に行ってもよいのか、
危ない道、地域はないか、
毎時のニュースを聞き逃すまいとしていました。
同時に、アメリカ全体が深い悲しみにおおわれていたので、
アメリカの友人たちとその気持ちをできるだけ話すようにしました。
そして、地元をサポートする募金や献血の場所などの情報も
ラジオから得ていたと思います。
今はスマホがあるので、2001年とは状況は違うと思いますが、
いずれにせよ、安全を確保するためには、情報が命であるということは変わっていないでしょう。
災害時に日本にいる外国人をサポートするということ
日本にいる外国人にとっても
災害時、情報が命であるということは同じです。
災害で交通がマヒした時、
地震が起きた時、
避難所にいかねばならない時、
どう英語でいえばよいのか?
それをまとめたサイトがこちらです。
自治体国際化協会
災害時の多言語支援
http://www.clair.or.jp/j/multiculture/tagengo/mesbasic.html#14
東京都国際交流委員会
災害時の外国人支援Q&Aマニュアル
https://www.tokyo-icc.jp/information/howto_support.html
以前、神奈川県の医療通訳をやっていた時に
このようなまとめサイトがあることを知りました。
このメルマガを読んでいらっしゃるということは
英語が話せる、聞ける方々ではないかなあと思います。
もしもの時、外国人が隣にいて
言葉がわからず情報を得ることが出来ずに
不安そうにしていたら、
ともにサポートしていこうではありませんか。
お読みいただきありがとうございました。
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