英語の歌を歌うコツってあるの?②
2016-02-03 セミナーのご案内, 発音あれこれ, 英語発音 上達のコツ
「カーペンターズに英語の発音をマスターしよう」セミナーでお伝えしたコツの続きです。
早過ぎて口がまわらないんです!
英語が早過ぎて口がまわらない。こんな時は、超超ゆっくりからリズム読みをしてみましょう。
例えばAメロ後半の
and I won’t be surprised if it’s a dream
子音と母音が連結して、さらにwon’t のt は脱落(発音しない)します。
and I won’t be surprised if it’s a dream
(下線部は連結して(隣とくっつける)発音する)
なかなか口がまわらなかった surprised if のところを タタータ(3音節)のリズムで
超超ゆっくり→ゆっくり→普通 で少しづつ早くしていきます。
その時、機能語(代名詞、接続詞、be動詞、冠詞など)は力を抜いていいのです。全部をはっきり発音しなくてもいいのです。
the top of the world のところなんて、top と world 以外はいい加減で全然かまわない(笑)。
超超ゆっくり読む時に、音をつなげることを意識しましょう(そのスピードをあげて行く過程でそれがぶつ切りにならないように)
普通のスピードでリズム読みが出来るようになったら、次は超高速で読みます。CDの2倍の速さで。
いや、そんなの出来ない!と一瞬思ったあなた。それが出来るのです。このセミナーの受講生は全員クリア出来ました!!
超高速で読んでみると、
・口を必要以上にパクパクなど開けていられないこと(必要なところは一瞬大きくあけるけど)
・口というより唇と唇まわりの筋肉の使い方が重要なこと
・音を連結させなければ速く読めないこと(ぶつ切りでは速くできない)
・音を脱落させなければ速く読めないこと
・機能語は力を抜かなければ(いい加減でよい)速く読めないこと
・胸式呼吸では2行くらいしかもたないこと(腹式呼吸が必要なこと)
・大量の息がいること
ここまでやってみると、CDの普通のスピードなど、へのかっぱです。
ちゃーんと口がまわってます!!ってことは、完全に聴き取れるようになってるはずです。
そしてこれは他の音読教材の練習方法とほぼ同じです。歌でも詩でもビジネスの英文でも好きな英文での練習をお試しください。
さあ、ここまでまじめに練習のことを書いてきましたが、楽しんでやることが一番大事。今回はカーペンターズでしたが、練習が苦にならない好きな歌を選んで下さいね。受講生の中には100回以上練習してきた方もいらっしゃり、最初から口が完璧にまわっててびっくりでした!!やっぱり練習は裏切らない。
実はこのセミナーでは、セミナーの後半でワインや差し入れのチョコやお菓子が登場します。何回も繰り返して練習したら、リラックスして自信をもって楽しく歌いましょう。
(ちなみに放課後活動もあります(^u^))。多分講師自身が一番楽しんでるかも。
受講生の皆さま、ありがとうございました!次回は多分ビートルズ。
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